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くにうみ浪漫コース(2日コース)

国生み神話の歴史に彩られ、日本最古の歴史書である「古事記」「日本書紀」には、大八州(おおやしま)で最初に生まれた島であるとされる淡路島。ここには、日本最古の社とされる伊弉諾神宮をはじめ、オノコロ島伝承の残る「沼島」、「絵島」、「おのころ島神社」など、神話の浪漫漂う場所が盛り沢山!さぁ、時の扉を開き、過去との繋がりを求める旅へ出発しましょう!

① 岩樟神社
車で3分
② 絵島
車で15分
③ 県立公園あわじ花さじき
車で30分
④ 伊弉諾神宮
宿泊
⑤ おのころ島神社
車で30分、船で10分
⑥ 沼島

*モデルコースになりますので、滞在時間は含まれておりません。
*車での移動時間は目安です。

① 岩樟神社
岩樟神社
淡路島の北端、岩屋港の向かいの恵美須神社奥、岩屋城跡がある城山の崖下の洞窟に祀られた神社。御祭神はイザナギノミコト・イザナミノミコトの二柱の神と、その間に最初に生まれた、蛭児命(ひるこのみこと)。地元では、この洞窟はイザナギノミコトのかくれられた幽宮(かくりのみや)であるとも伝えられている。
② 絵島
絵島
国生み神話に伝わる「オノコロ島」だとされる場所の一つ。古来より、和歌を詠む名所として名高く、西行法師は、「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 波にうつして 見るこよいかな」(山家集)という歌を詠んだ。夜間には島全体がライトアップされる。
③ 県立公園あわじ花さじき
県立公園あわじ花さじき
春には菜の花、夏にはクレオメやヒマワリ、秋にはサルビアやコスモスの花が咲き、大阪湾まで見渡せる広大な斜面を覆い尽くす。さまざまな草花が植えられた花壇では、季節ごとに異なった花が咲き、訪れるたびに新鮮な表情を見せてくれる。また園内には、レストランや農産物の直売所も設置されている。
④ 伊弉諾神宮
伊弉諾神宮
古事記や日本書紀の冒頭に国生みの夫婦神として登場する男神・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と女神・伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る県内唯一の神宮。延喜式神名帳では「名神大社」、明治時代には官幣大社の格式を与えられ、日之少宮(ひのわかみや)とも呼ばれる。御子神・天照大御神を祀る伊勢の神宮と同緯度で、両宮の中間に飛鳥藤原京が位置する。夏至には諏訪から出雲へ、冬至には熊野那智から高千穂へ太陽が運行する位置にあり、神代のロマンを感じさせる。境内には樹齢約900年の「夫婦大楠(めをとのおおくす)」など照葉樹林が繁茂し、森厳で幽玄な雰囲気が漂っている。
⑤ おのころ島神社
おのころ神社
古事記に登場する国生み神話の「おのころ島」と伝承される丘の上に、イザナギ尊・イザナミ尊の二神を祀る神社。日本三大鳥居のひとつである高さ21.7mの大鳥居が建っており、近年、縁結びの神社として注目を浴びている。境内を少し歩くと、神話の息づく神社と、咲き誇る赤や白のサザンカが歴史ロマンの世界へと誘う。
⑥ 沼島
沼島
淡路島の南方、紀伊水道にある周囲10kmの島。国生み神話を物語る神々が創った最初の島とされている。上立神岩に代表される勇壮な奇岩や神宮寺の築山式枯山水庭園など、島全体に美しい景観があり、四季折々の草木を見ることができる。